面接時の逆質問こそ転職成功のチャンス!その必勝法とは?

2020 4/19

転職で書類選考が通り面接の段階になると、その最後に必ず面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれます。実はこれは単純な質疑ではありません。先方にとっては質問させることも口頭試問の一環ですし、だからこそ相手を感心させるような逆質問ができれば、評価はアップするのです。

 

ここではそのような逆質問の時にはどのような内容を聞けば高評価につながり、転職成功するのか、ということをご紹介します。

 

目次

逆質問は「関門」であると同時に「チャンス」

逆質問の本当の意味

まず面接官からの逆質問の投げかけを、単純な「知りたいことに答えてもらう」タイミングだと思っていたら、それは大きなチャンスロスだということを頭に叩き込みましょう。逆質問も「面接の一部」なのです。ですから「別にありません」と対応したり、、準備をせずその場の思いつきで質問したり、あるいは本当に気になっているのでしょうが待遇のことばかり質問するのは、圧倒的に印象が悪く、自分の首を絞めるだけです。

 

逆面接は先方からすれば、どの程度の意欲や能力なのかを見ていることであり、逆にこちらとしては、自分が入社後何に貢献できるか、あるいはどこまで深くその会社を研究しているか、さらには自分の強みは何か、ということを「質問の形をとって」アピールする場面だと考えてください。

 

さらに逆質問の良いところは、面接官からの質問に答えるいわゆる通常の面接では自分の得意な分野の話になかなか持って行けませんが、逆質問は上手い聞き方をすれば、自分の土俵に話を持って行けるのです。ですからむしろ格好の自己PRタイムなのです。

 

逆質問のポイント

もう少し具体的に、逆質問によってどのような自己PRができるのかを説明しましょう。

 

まず1つめはその企業に対する興味と意欲を伝えられます。本当に志望度が高い企業であれば、事前にホームページやメディア掲載の内容などさまざまなことを調べるでしょう。それは問題調査能力があるということの証しにもなります。さらに自分が働くことを前提にすれば自然にいくつも質問が浮かぶはずです。にもかかわらず質問をしないと、その企業への関心が低い、という判断がされてしまいます。「質問がない=あまり調べていない=志望度が低い」ということです。

 

2つめは、コミュニケーション能力が高いことも示せます。仕事においては、関連部署や取引先など多くの人と良好で適切なコミュニケーションをとれることが仕事をスムーズに進めるために非常に重要なスキルです。ですから、わかりやすく具体的な質問やポイントを押さえた質問などによって、自分の情報に対する理解度や情報収集力、コミュニケーション能力を伝えることができるのです。したがって、何が聞きたいのかわからないピント外れの質問、抽象的な質問、短すぎる質問などをしてしまうと逆効果になります。

 

3つめは自分の能力の高さを示せることです。質問のポイントが的を射ているということは、戦略眼が優れている、専門知識が豊富、物事の本質をとらえられる理解力がある、ということを間接的に伝えられます。「そこを聞いてくるか!」と面接官に思わせればこちらの勝ちです。

 

4つめは、逆質問をする形で最後の自己PRができる点です。これには、双方向のやり取りが必須です。たとえば、先方の企業の戦略を聞きます。それについて面接官が答えます。それに応ずる形で、その戦略に貢献できる自分の強みを伝えるのです。ですから、質問内容は、自分が伝えたいことから逆算して考える必要があります。

 

逆質問のための準備

では以上のポイントを押さえたうえで、どのような逆質問をすればいいのか、その準備はどうするのか、ということについて解説します。

 

質問しながら、それが実は自己PRになっているような質問を考える

上の話と重複しますが、逆質問の目的は大きく言って「意欲と志望度のPR」「長所とスキルのPR」です。これをどういう質問によって伝えられるか、ということを考えましょう。具体的には以下のようなことです。

 

①入社までに必要な準備を聞いて意欲をPR

1つは、「もし採用されたら」ということを想定して、その時に仕事に求められる要件や準備を聞くことで、今回の応募に対する意欲を伝えることです。そして相手が答えたら、必ず「わかりました。そのつもりで準備をします」と言って、志望度の高さをPRしましょう。

 

ただし、採用が前提のような質問の仕方は逆効果ですから「もしも御社にご縁があって」などのように、あくまで「仮に」という点を前振りしたうえで質問しましょう。

 

②今回の案件で求められている経験やスキルを聞いてPR

2つめは、今回の業務に求められる経験やスキル、人物像について質問します。そして相手の答えに対して、その経験やスキルを自分が持っている、ということを伝えます。またその中で、具体的な資格や数字を出し、「それを入社後に役立て、業績に貢献したい」という意思も伝えられるとベストです。

 

③事業展開の方向を聞いてスキルと経験をPR

3つめは②と似ていますが、会社の事業展開のや戦略について質問することです。そして相手の答えに対して、その戦略を実行するうえで自分のスキルや経験をこのように生かせると思う、ということを伝えましょう。ただし、これも「もしもその戦略に携わることができたら」という話し方をしないと、「自分ならうまくいく」と言っているように聞こえてしまいます。それは、仮にその戦略が現有の社員でうまくいっていない場合に、その人たちを知らない間に貶めてしまうことになり、印象が非常に悪くなりますので、気をつけましょう。

 

その企業のことを十分に研究したということを暗に示す

また、その企業の事業戦略を非常に研究した、ということを示す質問も効果的です。どの企業も、その社運を賭けたような戦略や、これから柱になっていくような戦略、あるいは苦労して1本立ちさせた戦略があります。それについて質問することで、面接官は、そこに着目した戦略眼や事業センスに感心し、同時に「それを聞いてほしかった」という気分になって非常に気持ちよく説明してくれます。それはこちらに対する好印象につながります。

 

これは特に役員クラスの面接の時には非常に有効な方法です。

 

何次面接か、面接官は誰かによって質問を変える

また面接が何次かにわたって行われる場合は、当然最初は「人事担当者」、次に「現場責任者」、そして「役員や社長」というように面接官の役職は上がっていくのが常です。その時に、たとえば相手が社長なのに、細かい実務的な質問をしてしまうと、相手は答えられないだけではなく、こちらの人物の器を小さく見られてしまいます。ですから、面接官によって質問内容は変えましょう。具体的には以下のような内容がガイドラインです。

 

人事担当者:実務的な話。人事にとっての必要だと考える人材や、今後の育成計画、場合によっては待遇面

現場責任者:戦略や戦術についての話。実績を挙げるために必要な要件、事業戦略

役員、社長:経営理念、経営戦略、役員や社長のビジョンや思い。創業経営者であれば、創業時の思いやその頃の苦労話に振るのもベター。

 

面接前に質問内容を最低5つ準備し、そのうち2つ以上質問する

また、質問内容は最低5つ用意しましょう。面接官が多くなったので1人に1つ質問しなければならない雰囲気になった、想定していた質問が面接中に解消した、などの時に手持ちの札がなければ、行き当たりばったりの質問をせざるを得なくなり、非常にリスキーです。

 

そこで質問は5つ以上を用意し、何も不測の事態がなければ、そのうちの、面接中に自己PRできなかった部分につながる質問、あるいは最も自分の強みだと思っていることにつながる質問を選んで投げかけます。

 

ただし面接時間をオーバーしそうな場合には「2つだけ質問させていただいてよいでしょうか」と先に承諾をとると、それも好印象になります。

 

NGな逆質問とは?

しかし逆質問は、通常の面接の時と同じように、一歩間違うと自分の評価を下げてしまう、諸刃の剣の部分があります。特に以下で挙げるような逆質問は絶対的に逆効果で、これをするくらいなら「質問はありません」で帰ってきた方がまだ被害が少ないものですので、くれぐれも注意しましょう。

 

会社HPを見ればすぐにわかる質問

たとえば「御社の企業理念は何ですか?」というような質問です。準備不足が明らかにわかります。

 

 

抽象的な質問

「今後の経営方針は何ですか?」

「御社の強みは何でしょうか?」

というような、漠然として質問です。これも勉強不足だとわかってしまいます。もしもこれをするのなら、「御社の強みは~だと思いましたが、それは社内にいる方にとってはどのような認識なのでしょうか」くらいまでは踏み込む必要があります。

 

実務的な細かすぎる質問

「貸借対照表を拝見しましたが、この数字の意味は・・・」といったような質問です。面接官が経理担当の責任者であれば、まだこちらの会計知識をアピールできるかもしれませんが、人事担当であれば的外れです。

 

面接者のポジションにそぐわない質問

上で少し触れましたが、人事担当者に

「経営理念に共感したのですが、これを定めた背景は何でしょうか?」

社長に、

「担当するルート営業の注意点は何でしょうか?」

などの相手の役職に合っていない質問をしても、相手が戸惑うばかりでなく、TPOが分からない人間だとして評価を下げてしまいます。

 

Yes、Noで即答できる質問

「入社後、私はインターネット環境開発の仕事に携われますか?」

「従業員の皆さんは、やりがいを持って仕事されていますか?」

などの質問は、話が膨らみませんし、自分の強みのアピールにもつながりません。

 

自分に自信が無いことが伝わってしまう質問

「異業種からの転職でも大丈夫ですか?」

「営業ノルマを達成できないと、どうなりますか?」

というような質問は、最初から今回の仕事がうまくできないと自分で不安に思っている、つまりその程度の能力しかないと自覚している、ということが伝わってしまいます。

 

待遇を気にした細かい質問

「有給はいつから取れますか?」

「家賃補助はありますか?」

などの、実際には気になることでしょうが、待遇に関係した質問ばかり聞くのはNGです。しかし女性などの場合は育児休暇の取得などについて聞きたい場合もあるでしょうから「子供ができても御社で定年まで仕事をさせていただきたいと思ってるのですが」などとポジティブに聞くことがベストな聞き方です。それができにくい場合は、自分の強みに関してアピールできる質問をいくつかした最後に、付け加える形で質問しましょう。

 

相手が聞いてほしくない質問

逆質問の時間は新聞記者の質問とは違いますから、相手が聞いてほしくないネガティブな内容を聞くのは、自分にとってメリットがありません。

「離職率が高いのはなぜですか?」

「売上低迷の理由は何ですか」

などの質問はやめましょう。

まとめ

いかがですか。

 

ただの面接の「おまけ」か、面接官の親切心で聞いてくれえていると思っていた逆質問が、実は選考上非常に重要な意味があったということがお分かりになったでしょうか。転職を成功させたいのであれば、あらゆる機会を狙って自己の強みをアピールすることが必要です。ですから、逆質問もそのような戦略的なアプローチで何を聞くかを考えましょう。そうすれば、自ずから合格の吉報が近づいてくるはずです。

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